あの頃君は小さかった~その1~

こんにちは、神澤記子です。

突然ですが、
私には子どもが2人います。
17歳の長男と、13歳の次男。

実は私は2人とも、
産まれてからすぐに、抱くことができませんでした。

今日は「脳力ごはん」の話としては
ちょっと内容がズレているかもしれませんが、
私の二人の子どもの、出産時の思い出話しを…

3ショット



長男は妊娠24週のときに、
切迫早産と診断され、入院となりました。
すぐに子宮の収縮を止める点滴を開始。
以後、35週で退院するまで、
24時間の点滴と、
トイレ以外はベッド上安静の生活となりました。
ホントは「里帰り出産にしようかな」とか思っていたのに、
考える余地すらなし。

この点滴。
経験された人はわかると思いますが、
薬が体が慣れるまで、とても辛かった。
子宮の収縮を抑えてくれるのですが、
激しく動悸もするのです。
どんな感じの動悸かというと、
休憩なしのマラソンを、24時間走り続ける感じ。

しかし、この点滴をしないと、
お腹の子どもは生まれてしまう可能性があるわけで、
こんな週数で生まれてしまっては、
生命の危険があります。

実際、
この点滴をしていても、
お腹の張りは収まらなかったので、
日毎に薬の量は増えていき、
とても退院できる状況ではなく、
35週まで入院となったわけです。

今思い出しても吐き気がするくらい、
この3ヶ月の入院は辛かった。

とにかくベッド上安静なので、
寝る以外、やることがない。
かといって、動けばお腹が張る。
あまりに寝すぎて、段々夜が眠れなくなる。

しかも食事がまずい、まずすぎる(笑)
全く動かないので、全然お腹が空かないのに、
1日3食、まずい食事が提供される(笑)
(しかし、当時自分が働いていた病院だったため、文句も言えず(笑))

「いつになったら家に帰れるのか」と、
泣きながらひたすら耐える日々。

結局退院できたのは、
「この週数になったから、帰ってもいいよ」
と言われた35週目の後半。
ようやく念願のご帰宅。
まずいご飯ともおさらば。

3ヶ月ぶりの我が家でのご飯。
どうしてもお肉が食べたくて、
家でホットプレートで焼肉を。

その晩です、
再びお腹が張り出したのは。
結局、家に一泊だけして病院へ逆戻り。
「陣痛ではないと思うけど、
こんな時間に帰っても何だから、
泊まっていったら?」と先生に言われ、
病院に泊まることに。
しかしお腹の張りと痛みは治まることなく、
このお腹の張りは陣痛だということに。

そして今度は、
分娩室に入ったはいいが、
あれだけ切迫早産で、まだ産んじゃダメと言われていたのに、
もう産んでもいいよという段階になったら、産まれない。
なかなか破水しない。

先生が内診して、ボソっと言う。
「そこに強靭な卵膜があるんだけど…」
陣痛のため神経が過敏になっており、
ボソっと言った声も良く聞こえる…

「あんたが産まれないように、
毎日薬入れてたんじゃないの‼︎」
と怒鳴りたくなるのをグッと抑える。

結局、自然に破水はしたものの、
あまり分娩は進まず、吸引分娩へ。

吸引され、この世に出たらしい我が子。
助産師さんの
「(出生時刻)◯時◯分‼︎」
の大声のすぐあと、
「泣き声、聞いたね⁉︎」
と言われ
「え?あ、はい…」と答えると
私が我が子を見ることはなく、
早産だった息子は
NICUへと連れていかれました。

結局、
「もうすぐ教授回診になるから、
そのまま待っててね」
と言われ、硬い分娩台に居続けることに。
もうすぐの教授回診は、
もうすぐではなく、
(当時働いていた病院だったため、文句も言えずアゲイン(笑))
私が初めて長男と対面したのは、
出産後4〜5時間経った頃でしょうか?

NICUへ面会に入り、初めて見る我が子は、
私が想像していた出産のシーンにある
「お母さん、おめでとうございます‼︎
元気な男の子ですよ。
では赤ちゃんとお母さんに、
同じ名前ふだをつけますね」
のシーンがなかったため、
産んだという実感がない上、
私にも長男にも名前のフダがついておらず、
「本当に私が産んだ子なんだろうか」
と思いましたが、
なぜか産まれた直後なのに、
顔が夫にそっくりだったため、
「あ〜、夫の子だから、私の子だわ」と。

しかし、3ヶ月の入院がたたり、
筋力が低下していた私は、
「今この子を抱いたら、落とす…」と思い、
出産日は顔を見ただけ。

翌日、ようやく抱っこできた息子は、
私が知っている赤ちゃんより、
とても軽かった。

それから2週間、
早産で低体重だった息子は、入院となりました。

入院中、長男の体重はなかなか増えず、
「このままでは、いつ退院できるかわからない…」
と心配になりましたが、
なんとか2週間で退院。

家に帰ってからも、小さかった息子は、
少しずつしか母乳が飲めず、
いつもおっぱいをあげていたような気がします。
しかも超神経質な子だったため、
ベッドに一人では寝れず、一人になれば泣く。
常に私にべったり、ずっと抱っこ。
寝るときもいつも、私のお腹の上で寝ていました。
とにかく、小さい頃の長男は
育てるのが大変な子でした。

2ショット



(続く…)

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