心の壁が壊れたら、広い世界が待っていた

こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。

モノクロ女性



2月ですね。
2月は私にとって、特別な思いがあります。
というのも、ちょうど2年前の2月に、
我が家の食事改革を始めたからです。




夫に
「勉強したいことがあって、
ある先生のところに行くから、
一緒に行って、
一緒に食事の勉強してほしい」
と言われた時、
私の中では、防御の壁が出来ました。

自分で興味があって、
自主的に勉強するならともかく、
全く興味のない分野を
一緒に勉強してほしいと言われても、
なかなか受け入れられるものではありません。
まして、
「私が行く」ということは、
「私が何かしなければならない」ということ。
しかも、出無精で人みしりの私が、
まったく知らない人のところに行って、
教えてもらうなんて。

女性後ろ姿



そもそも、私はとっても不器用。
料理も得意ではありません。
一人暮らしをしていたころは、
朝はカロリーメイト、
昼と夜はコンビニ弁当でした。

さらに、
面倒くさいことはしたくないので、
独身の時から、
「もし結婚して、旦那様が
糖尿病、心臓病、腎臓病になって、
食事制限が必要になっても、
私はそんな面倒な食事は作らないぞ」
と思っていたので、
食事を誰かに指示されるなんて、
とんでもない!!と思っていました。

ごはんを作り始めたのは、結婚してから。
今まで作ったことがなかったので、
結婚したての頃は、
何を作るのかを考えるのも大変だし、
いざ作り始めたら、時間がかかる、かかる…。

でも毎日のことだから、
やらなければならない。

女性後ろ姿③



掃除、洗濯、料理、食器の片付け、
子どもの世話や、子どもの送り迎え。
そこへ、仕事。
自宅にいる間は、
いかに効率よく動けるかがポイント。
特に夕飯は、
仕事から帰ってきてからの短い時間で、
「おなかすいた~」を連呼する子どもたちを
いかに満腹にさせるかが、
私の使命でした。


そうやって作り上げてきた、私の生活。


それを崩されるのはたまらない。
「私の苦労、わかってる??」と。

しかし、こうやって夫が
お願いしてきたのは初めてだったので、
素直についていきました。


が…。


思った通りの、
今までの私の人生全否定(←と、私は受け取った)。
私の頭の中は


「じゃ~、明日からどうするの!!
どうせやるのは全部、私だし!!」


とにかくショックでした。
自分が40年作り上げてきたものが、全否定。

草原の女性



しかも
「私はこれで生きていく」と
幼い頃から情熱を注いでいたものが、全否定。


では、何で勧められた通りに食事を変えようと思ったのか。


やっぱり夫のためだからです。
私にとって「結婚」は第2の人生の始まり。
信頼して、一緒に過ごしてきた相手です。
その夫がわざわざ
「一緒にやってほしい」というのだから、
ずいぶん考えてのことだったと思います。
若干納得してないし、
大変そうだと思うけど、
これからも一緒に人生を過ごしていくためには、
これはやらなければならないことだと思いました。


そして、いざ、
新しい食の世界へ足を踏み出したのです。

女性後ろ姿④



2年前、
思い切って食の方向転換を図って、
今思うことは、
「あの時の心の壁は、なんだったんだろう」
ということ。

思い切って踏み出した世界は、
今までの人生とは全く違う、
新しい世界でした。
しかも、とても、広い。
この世界を知らないままにいたら、
私はつまらない人間でいたかもしれない。

今、私は
2年前までに見ていた世界を
全く反対の方向から見ている気がします。

女性後ろ姿②



もしかしたら、2年前までは
「他人と同じことをするのが、安心」
と思っていたのかもしれません。

大手スーパーで、一番売れている、
大手の安い商品を買うのが、安心。

ママ友が「あれ、食べた?」と言うことに、
「うん、あれおいしかったね」と
相槌を打てるのが、安心。

どこそこのお店が安くておいしくて、
行列が出来ていると聞けば、
自分もそこに行って、
流行にのっているのが、
世間においていかれてない気がして、安心。

居酒屋やファミレスで、
夫や職場の愚痴を言いながら、
飲み、食べ明かすのが、
自分が仲間だと感じられて、安心。

流行りのドラマを見て、
翌日は職場でお菓子を食べながら、
ドラマの感想を言い合うのが、
友達の輪に入れている気がして、安心。

みんなと違うことをするのは、
ちょっと異質な人。

女性横顔



私も2年前までは、
食に気をつけている人は、
俗世間を離れたところで
生きている人のように思っていました。

ですが、
何と言ったらいいでしょうか、
今の生活の方が
より人間らしい生活をしているように思えます。

「たった食事を変えただけで!?」
と、思われるでしょう。
でも、食事を変えたことは、
食や健康に関することに
関心が向くようになったばかりでなく、
食に関係するその他のこと、
農業だったり、流通だったり。
医療だったり、政治だったり。
そんなところにまで、
関心が向くようになったのです。

そしてそれは、
「ヒトとして、よりよく生きること」
に繋がっているように感じています。
ですから、食を見直してよかったと思っているし、
2年前の2月は、
『人生の転機だった』と、
はっきり思えるのです。

紅い花畑の女性

「心の壁」をとるのは勇気が必要だったけど、
壁が壊れてしまえば、新しい世界が広がっていた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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