値段が高いものはいいもの??

こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。

アサクラ料理教室④



先日参加した「アサクラ料理教室」ですが、
講師の朝倉玲子さんは
オリーブオイルを使った料理だけでなく、
「オリーブオイルとはどういうものなのか」
という話もしてくださいました。

私がオリーブオイルに持っているイメージは、
地中海の近くで採れる
=イタリアが産地
=イタリア料理に使われる
というくらい。

「アサクラ料理教室」に参加する前までは、
オリーブオイルは
「茹でた後のパスタにあえて、パスタがくっつかないようする」
ために使っていました。
逆に言えば、
それ以外には使ってない。

そして、どういう基準で買うかと言えば、
近所のスーパーで売られている、1番安いもの。

まあ、
使い方は知らないのであれば、使えないので、
そこは仕方がないとして…。

朝倉さんのお話は
「オリーブオイルはいつからあると思う?」
という質問から。

オリーブ①



古くからあるとは思ってましたが、
なんと5000年前からあるそうです。

最初の頃は「薬」として使われていたそうです。
というのも、
生ではとても食べられないのに、
腐った実を触ると手が油っぽくなり、
その油を傷に塗ってみると、
傷の治りが早かった所からきているそうです。
貴重なものだったんですね。

昔からずっと受け継がれ、
途切れることなく、生産されてきたオリーブオイル。

しかし、歴史が長く、
そして薬として扱われるほどいいものは、
かならず裏の世界があります。

朝倉さんのお話は、
そういった「裏の事情」を教えてくださいました。

オリーブ畑



まず、生産地の問題。
「○○産」と表示されていれば
○○国で作られたオリーブからオイルを作っていると思うもの。
しかし、オリーブオイルの中には、
他の国から運ばれてきたオリーブでオイルを作り、
最終的にオイルを作った国が
生産地として表示されている場合があるということ。

外国から送られてきたということは、
オリーブを摘んでから、
すぐにオイルを絞ったわけではなさそうだということ。

そして、製造日の問題。
オリーブオイルの容器には
「賞味期限」が書いてあります。
オリーブオイルは「瓶詰めしてから18カ月」後が
賞味期限として記載されるそうです。
つまり、
「瓶詰め」をした日が書いてあるわけではないということ。

オリーブオイル



逆にいえば、
「賞味期限」から「瓶詰め」した日を予想することはできるけど、
その日が確実に「瓶詰めした日」かどうかは
わからないということ。

極端にいえば、
ここの日付をうやむやにしてしまうこともできる。

もっと言えば、
「瓶詰め」した日から18カ月なのだから、
「オイルにした日」からではないということ。
例えば、
昨年オリーブからオイルを絞り、
そのまま放置してあって、
今年になって瓶詰めしたとしたら、
今年から18ヶ月後が
賞味期限として表示されてしまうわけです。

ずいぶん前ですが、
日本で流通しているオリーブオイルは
「偽造オリーブオイル」だという話もありました。
また、
そういったオリーブオイルの中には、
劇薬で着色して鮮やかにして、
売られているといったニュースもありました。

オリーブオイルとサラダ



このような話を聞くと、
「いったいどのオリーブオイルを買えばいいんだろう」
という気持ちになります。

私が「アサクラ」の「オルチョサンニータ」を愛用する理由は、
ここにあります。

自分の目の前で、
自分の作ったオリーブオイルで料理をし、
これがどのようなオリーブオイルなのかを説明してくれる、
朝倉玲子さんという方が扱っておられるオリーブオイル。

朝倉さんはイタリアへも何度も行かれ、
実際のオリーブの栽培の様子を見て、
どうやってつくるのかを生産者の方と話し合い、
生産者と一緒にオリーブオイルを作られています。

どのようなところで栽培され、
どのような方法でオイルになったか
はっきりわかるオリーブオイル。

生産者の顔が見える野菜は良く見かけますが、
生産者の顔が見える油は、そう多くはありません。

自分の信頼できる人が作ったオイル。

これが私がオルチョを愛用する理由です。

アサクラ料理教室④



たしかに、
スーパーで売られているオリーブオイルに比べたら
オルチョサンニータの値段は高いです。

しかし私はオルチョを、
ぺペロンチーノのソースとして使うだけでなく、
サラダにかけて、ドレッシングとしても使っています。

市販のドレッシングは、
どのようなオイルからつくられているのかご存知ですか?

市販のドレッシングに表示されている、
「食用植物油脂」。
これはいったい、どういったオイルなのでしょう?

しかも、市販のドレッシング。
1回のサラダに、意外と多くの量をかけて食べます。
もしかしたら、
最終的なお値段は、
ちゃんとしたオリーブオイルのお値段と、
そう変わりはないかも知れません。

ドレッシングをかける



どのようなオリーブオイルなのかをわかった上で、
オリーブオイルを食べたい。

しかし、日本で売られているオリーブオイルの中には、
「○○シェフ愛用のオリーブオイル」とか、
「○○ホテルで使っているオリーブオイル」など、
色々なキャッチコピーをつけて売られている
オリーブオイルもあります。

こういったオリーブオイルは、
スーパーで売られているオリーブオイルに比べたら、
何倍も高い。

「○○シェフが使っているし、
値段もそれなりにするから
いいオリーブオイルだろう」
と思ってしまいますが、
実は中身はスーパーのオリーブオイルと大して変わらない
オリーブオイルだったりすることもあるそう。

安い=悪いオリーブオイル
高い=いいオリーブオイル
とは、一概に言えないそうです。

オリーブオイル瓶



私たち消費者が考えなければならないのは、
流行や値段に惑わされることなく、
自分の目で見極めて、
ちゃんとしたものを購入する
ということなのではないでしょうか。

ひいてはそれが、
いいものを作ろうとしている生産者さんへの
応援にもなるような気もします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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