「雨ニモマケズ」

こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。

やまなし



今日は、子どもの学校行事に参加してきました。
我が子の通う小学校では、
小学6年生の児童に、
国語の教科書に出てくる、
宮沢賢治の「やまなし」を
有志の保護者の方が
影絵で上映会をするという、伝統があります。
その伝統の行事に、
有志の保護者の一人として、参加してきました。

上演中は裏側にいるので、
子どもたちの表情は見えないのですが、
それでも「お~♡」という声が聞こえると、
「よしっ」とニンマリしてしまいます。

そんな行事に参加して思ったことは、
自分が小学生のころ。
宮沢賢治といえば、
「雨ニモマケズ」を、暗唱させられた記憶があります。

雨ニモマケズ



まず、
この長い詩を
「覚えなくちゃいけない💦」というプレッシャーがあり、
その覚えるのにも
漢字とカタカナで書かれたその詩に、
平仮名に慣れた小学生には、
とても大変だった記憶があります。

しかも後半戦になってくると、
次が西なのか東なのか、
訳がわからなくなり、
その東西南北のところが
エンドレスに回ってしまい、
終わりが見えなくなって、
先生の前で焦ってしまった覚えもあります。

あの頃は、
意味はよくわからなかったものの、
「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、
一生懸命覚えた詩は、
心の中に残っています。

宮沢賢治



その「雨ニモマケズ」の中で、
最近よく思い出すフレーズ。

「一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ」

貧乏で、これだけしか食べられなくても、
これだけ食べられれば生きていけるんだという、
詩の内容だと思ってました。
お金がなくて、
肉も魚も食べられないなんて、
(どちらかというと、
肉が食べられないなんての方が、大きいかな)
なんてかわいそうなんだと。

それが最近、
少し見方が変わってきました。

「ん?1日に玄米4合?
1人で?
多くない⁇」

ごはん玄米



現代人の感覚からすると、
とっても多いですよね。
我が家で言ったら、
4人家族ですけど、
1日に4合だとちょっと多いくらいです。

現在の生活では
肉や魚のおかずも多いし、
パンや麺類も食べますから、
4合は食べ切りませんよね。

でも、宮沢賢治の時代ならば、
庶民でパンはなかっただろうし、
「夕飯はステーキ」なんてこともなかっただろうから、
必要なエネルギーは、
ごはんでとっていたんでしょうね。

玄米と味噌と少しの野菜があれば、
生きることができた。
つまり、これを食べていたら
働くのに必要な栄養は摂れていた。

脳力ごはんの講座で自分で味噌を作ってから、
市販の味噌は、
どんな原料から作られているのか気になって、
表示をよく見るようになりました。
すると、
市販されている味噌は
添加物が入っているものも
多く流通しているということがわかりました。

宮沢賢治の時代は、
おそらくそんな、添加物の入った味噌なんてなくて、
どれも自家製で、
それぞれの家庭が手間暇かけて作った味噌でしょうから、
今の私たちからすれば、
とても贅沢な味噌ですね。

玄米も、
お百姓さんが一生懸命、
それこそ農薬など使わずに育てていたでしょうから、
収穫できない年もあって大変だったでしょうけど、
収穫できたお米は格別だったでしょう。

現代は、玄米が食べたくても、
スーパーでは普通、
白米が売られていて、玄米はほとんどみかけません。
中には「無洗米」なんていうお米も。

玄米は白米より、栄養価が高いとも言われていますから、
じつは白米を食べるよりも、
栄養を考えれば、玄米のほうが、
贅沢なのかもしれません。

自然なまんまのお米とお味噌。
お肉やお魚がなくても、
ちっともかわいそうじゃない。

最近はそんなことも感じながら、
ごはんをいただいてます。

玄米ごはん+みそ①



難点なのは、この組み合わせ。
おいしすぎて、
ついつい食べすぎちゃって、
食後はお腹が重くて、動けないことかな。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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